Tシャツでいいんじゃない? パナマがあれば

pitti uomo / ピッティウオモ先日関東地方の梅雨明けが発表された。平年より1日遅く、去年より16日も遅かったらしい。

しかし夏というのはややもすると、着ることに関してはどうでもよくなってくる。部屋の中ではパンツ一丁というのが究極の姿だろう。その点節度を保ちたい僕も、さすがにスーツはきびしくなってきた。

ところで、先頃行われたピッティウオモで印象に残っているのは、スニーカーのスタンスミスにバンズ、長い髭、そしてパナマハットである。スタンスミスは日本だけでなく世界的流行ということらしく、全体に軽妙さを出すためにダッパーたち足元に取り入れられていた。そんなトレンドアイテムと同じくらい目に映ったのが、パナマハットだった。

というわけで、僕はパナマハットを中心に夏の軽装を考えてみたのである。まず、マーガレット ハウエルのリネンシャツ、オーシバルのボーダーカットソーを買い足そうと思った。が、待てよ、これはあまりにも予定調和。オリバー ピープルズのメタルフレームなんて合わせたらなおさらだ。

冷静になってみて思ったことは、パナマハットには魔法があるということだ。どんな質素な服装だろうが、次元を一つ上げてくれる。だから、Tシャツでいいんじゃない、パナマがあれば、と。

古着のマンドのパンツに、ベルバシーンの白いTシャツ。そしてパナマをかぶれば、一つはこれでよし。思わぬ夏の散財は抑えられるから、あとは冬に回そう。とはいっても、MORE SALEって……。

pitti uomo / ピッティウオモ

pitti uomo / ピッティウオモpitti uomo / ピッティウオモPhotograph/PITTI UOMO 86