Think different

think different / appleスティーブ・ジョブズが復帰した翌年1997年にアップルが展開した広告キャンペーンのスローガン、“Think different”。覚えている人は多いでしょう。僕も大好きな思想哲学で、CM<1984>とともに鮮烈に心に刻まれています。年明けあらためて、この“Think different”という言葉に共感しています。

よく覚えているのは、ネルソン・マンデラ、ジミー・ヘンドリックス、盛田昭夫ら歴史的人物のポートレートに小さくロゴとコピーを配したポスター。そして、こんなコピーのポスターもありました。

クレイジーな人たちがいる。
はみ出し者、反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。
四角い穴に、丸い杭を打ちこむように、物事をまるで違う目で見る人たち。
彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。
彼らの言葉に心をうたれる人がいる。
反対する人も、賞賛する人も、けなす人もいる。
しかし、彼らを無視することは誰にもできない。
なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。
彼らは人間を前進させた。
彼らはクレイジーだといわれるが、私たちは天才だと思う。
自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが
本当に世界を変えているのだから。

いままで僕は、ある意味いわゆる体制側の人間だと思っていたけれど、やっていることはそうでもありません。もちろん、天才が持つ狂気が僕にあるわけではありません。ただ、人がつくったことはどこか信用しないところがあるのは確かです。

“Think different”の意味は、違った見方をするとか、発想を変えるということでしょうが、僕は、制約なしに考え抜いて本質や真実を見通すことだと解釈しています。常識、既成概念、固定観念なるものを打ち砕いて、自分の中に狂気が芽生えてきたら、僕でも世界を変えられるかもしれない。それは錯覚だとしても、スティーブ・ジョブズの言葉はいつも心に響きます。